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事業承継・業績向上サポート1

 2019年4月1日 

事業承継・業績向上サポート

相談者:株式会社熱研




課題

2018年6月に岡田正義社長に事業承継。昨年からの人材確保と高離職率の改善が課題。業績向上のための組織強化及び人材確保を定期的な相談で成し遂げたい。

知恵だし

人材不足・人材確保は製造業では共通の課題であるが、1社1社個別の事情や環境がある。新社長の岡田正義氏は42歳での就任で、若さを生かした社内外コミュニケーションと会社のコーポレートブランディングを支援した。会社の最大の広報マンは社長であるという基本に基づいて、採用活動を行うようアドバイス。採用ツールの見直しや会社説明会での社長の役割などを具体的に提示した。また、従来から使われていたコーポレートメッセージの「金属のジムトレーナー 株式会社熱研です」を前面に打ち出した採用活動をアドバイス。人材育成についても管理職クラスの意識改革から現場でのOJT,Off-JTについてディスカッションを重ねた。

成果

2019年4月入社の高卒の新入社員を3名採用することが出来た。組織強化も中小機構からの派遣指導を紹介し、4月から導入決定。業績も売上が対前年比約108%と伸長。「金属のジムトレーナー」も工夫をして商標登録を予定している。世代交代をきっかけに、新しい会社の文化を創造するという高い問題意識を持たれている新社長。社内コミュニケーションの重要性や人材育成のキモなどを森田アドバイザー、福本アドバイザー、センター長がチームD-Bizとして一丸となり取り組んだ成果である。

 

情報発信・パブリシティ&ソーシャルイノベーション1

2018年11月7日

情報発信・パブリシティ&ソーシャルイノベーション サポート1

相談者:「ハイヒールフラミンゴ」川村義肢株式会社



課題

義足女子の活動「ハイヒール・フラミンゴ」の参加者を拡げたい。
イベントを成功させることは勿論だが、マスコミの取材を通じて情報発信のパワーアップとスピードアップを図りたい。

知恵だし

秀逸のネーミング「ハイヒール・フラミンゴ」を武器に、ソーシャルイノベーションの活動であることアピール。更に、センター長の前職の人脈を駆使して、京都市観光協会の全面バックアップを取り付け、イベント開催地を「京都」にすることで情報パワーの増幅を狙った。

成果

草履の履きやすい義足に付け替え、京都の街で着物を着てランチやお茶会を楽しむ女子会イベントの様子が2018年11月 毎日新聞、京都新聞、Yahoo!ニュースに掲載された。

その後も、各マスコミでその活動が紹介されるなど、活躍の場を広げており、今後の活動を更に全国的に推進していくために、現在NPO法人化を検討中。そのための「プレスリリースのノウハウ伝授」「大東市商工会議所の紹介」「各種助成金の相談」といったサポートをD-Bizとして継続して行っている。

 

売上向上・組織強化サポート1

 2018年8月31日 

売上向上・組織強化サポート

相談者:清水工業株式会社



課題

業績向上のための組織強化及び人材育成を課題として、2017年4月から月一回定期的に相談を進めてきた。課題は、事業全般に及んだ。現場社員は、社員数50名のうち20名強がベトナム人。研修生だけではなく技術者も数名。社長の想いを現場まで浸透させるためには、管理職・リーダー層の意思改革が急務。事務方も含め離職率の高い現状を改善するには?主な発注元の業務比率が7割を占める。定番製品を外注化して、自社での製造は付加価値の高い製品群に特化して、受注先増と同時に売上の拡大を図る。毎月の相談の度に度重なる離職や納期遅れなどの困難が起こったが、2018年6月に新工場長候補の入社をきっかけに組織が上手く回り始めた。

知恵だし

新製品・サービスの開発や販路開拓といったマーケティング課題ではないので、毎月の進捗管理と地道な改善の繰り返しが必要であった。大きなターニングポイントはやはり人材。社長の右腕ポジションである工場長の交代(前任者は退職)であった。これは、相談の中でD-Bizが社長の決断を促した結果と言える。定期的な相談から一番の問題点を見抜き、抜本的な解決策として外部からの人材確保を外部機関も含め具体的な解決策を提示してきた成果と言える。

成果

8月決算で売上は増収、前年比123%と大幅な売上向上の結果となった。また、新規事業としてベトナム人の人材紹介・人材派遣業の立ち上げにも着手。業績の向上と組織強化、新事業の検討など、事業全般を多角的に支援してきた成果と言える。

D-Biz支援事例 京阪紙工様

新製品開発サポート1

 2018年2月7日 

新製品開発サポート

相談者:京阪紙工株式会社(段ボール製品製造)


D-Biz支援事例 京阪紙工様




課題

新製品開発のアドバイスを求めて、また情報発信のサポートの相談にいらしている住谷社長さま。この時は、自社製品である強化ダンボール製の簡易型組み立て式ステージ「ステージキッズ」の話題でした。イベント会場での能舞台や海外でもJapan Festival Boston ボストン日本祭りで採用されて注目を集めていたが、シリーズ商品のミニサイズの動きが今ひとつであるとの課題でした。

知恵だし

ミニサイズは、使い方が様々な場面で考えられる。例えば、「指揮者台」「朝礼台」「スターター台」「一人用ステージ」などなど。利用用途が多岐であることはメリットではあるが、ターゲットがぼけてしまうのがデメリットなのでは。ターゲットを絞り込んで、具体的な利用シーンが浮かび易いように、「○○専用」という切り口で商品をポジショニングした方が存在感を出せるのではとアドバイス。選挙の時の候補者が街中で演説する台として、ネーミングを「辻立ち君」にすることを提案。プレスリリース作成のお手伝いをした。

メディア掲載

2017年秋の衆議院選挙のタイミングでリリース配信。日経新聞の取材・掲載に至った。実際に、この選挙用にと購入した候補者も。さらに、大手量販店からのアプローチもあり、販路拡大に繋がった。

 

販路開拓サポート1

 2018年2月7日 

販路開拓サポート

相談者 GLC Japan株式会社(皮革小物製造・販売)




クラウドファンディング『Makuake(マクアケ)』のページ

https://www.makuake.com/project/pluca/

https://www.makuake.com/project/sp_hanger/



課題

会社は皮革小物の製造・販売を行う小規模事業者さま。製品の開発・製造資金も潤沢ではないし、大きなロットの製造ラインも持っていない。事業の拡大を目指して、クラウドファンディングのMAKUAKEで自社商品の本革製カードホルダー「PLUCA(プラカ)」のプロジェクトを成功させて、更なる販路開発を目指してD-Bizに相談。

知恵だし

クラウドファンディングの成功を前面に打ち出して、アイデアの秀逸さと製品づくりのこだわりをPRしてメディア露出を狙いましょう。一つの製品だけでは、まだパワー不足なので、第二弾・第三弾の商品をクラウドファンディングのプロジェクトとして立ち上げて、その実績を裏付けにプレスリリースを配信して、販路開拓を企みましょうと作戦を立てた。

メディア掲載

日刊工業新聞には、「PLUCA」と「スマホハンガー」の二つの商品を別々に二回掲載。読売新聞は、取材してもらい山之内さんにもスポットを当てた記事として掲載してもらった。
期間限定ではあったが、東急ハンズでも取り扱ってもらえることに繋がり、通販会社との取引にも至った。