起業・創業サポート1

 2019年11月14日 

起業・創業サポート

相談者:一般社団法人 日本ビジョントレーニング普及協会

課題

2018年2月から「ビジョントレーニング」を主なサービスとした起業相談を開始。サービス自体をどう構成するか?(商品戦略)、どのくらいの価格で提供するか?(価格戦略)、どのような出口で提供するか?(チャネル戦略)、どういった方法で宣伝・販売促進を図るか?(プロモーション戦略)といったマーケティングの4Pすべてを支援して欲しい。

知恵だし

「まちゼミ」参加のお勧めからスタート。大東市教育員会への橋渡しで、夏休みに教職員研修の1日プログラムの依頼を受けることが出来た。定期的なディスカッションを通じて、大まかな枠組みは「資格ビジネス」とすることに。ターゲットは、発達障害の改善とスポーツ能力の向上に絞った。提供するサービスの「ビジョントレーニング」の確かさやお墨付きを頂くという目的で、事業者さまには行政・教育関係へのサービス紹介の活動を勧めた。
秋口からは具体的な打ち出しを詰めて、一般社団法人の形態で起業をすることを決め、11/14に登記完了。事務所兼トレーニングスタジオの物件探しをして大東市大野に決定。2019年の本格オープンに向けて、年末からは営業活動開始。営業先として、保育園をグループ経営している事業者に目をつけ、そこの職員・先生に資格を取ってもらい保育園の差別化戦略にすることを提案。トレーナーを増やすことが事業の拡大には必要なので、保育園の先生はとても良いターゲットである。また、スポーツ分野は事業者さまがかかわっているバドミントンクラブをはじめ、スポーツ店の人脈から各種スポーツクラブへの営業を仕掛けた。

成果

結果として、保育園は契約締結。スポーツクラブもスポーツ店と代理店契約の方向に。両者が利益を生み出せるWin-Winの提案の視点が成功のポイントであった。スタートから、100万円/月を超える売り上げが見込める事となった。安定した売り上げのベースが作れたことは、徹底的にマーケティング戦略をディスカッションしてきた結果である。「Best Vision」というネーミングも提案した。