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起業・創業

起業・創業

 2018年2月7日 

新製品開発サポート

相談者:京阪紙工株式会社(段ボール製品製造)






課題

新製品開発のアドバイスを求めて、また情報発信のサポートの相談にいらしている住谷社長さま。この時は、自社製品である強化ダンボール製の簡易型組み立て式ステージ「ステージキッズ」の話題でした。イベント会場での能舞台や海外でもJapan Festival Boston ボストン日本祭りで採用されて注目を集めていたが、シリーズ商品のミニサイズの動きが今ひとつであるとの課題でした。

知恵だし

ミニサイズは、使い方が様々な場面で考えられる。例えば、「指揮者台」「朝礼台」「スターター台」「一人用ステージ」などなど。利用用途が多岐であることはメリットではあるが、ターゲットがぼけてしまうのがデメリットなのでは。ターゲットを絞り込んで、具体的な利用シーンが浮かび易いように、「○○専用」という切り口で商品をポジショニングした方が存在感を出せるのではとアドバイス。選挙の時の候補者が街中で演説する台として、ネーミングを「辻立ち君」にすることを提案。プレスリリース作成のお手伝いをした。

メディア掲載

2017年秋の衆議院選挙のタイミングでリリース配信。日経新聞の取材・掲載に至った。実際に、この選挙用にと購入した候補者も。さらに、大手量販店からのアプローチもあり、販路拡大に繋がった。

起業・創業サポート1

 2019年11月14日 

起業・創業サポート

相談者:一般社団法人 日本ビジョントレーニング普及協会



課題

2018年2月から「ビジョントレーニング」を主なサービスとした起業相談を開始。サービス自体をどう構成するか?(商品戦略)、どのくらいの価格で提供するか?(価格戦略)、どのような出口で提供するか?(チャネル戦略)、どういった方法で宣伝・販売促進を図るか?(プロモーション戦略)といったマーケティングの4Pすべてを支援して欲しい。

知恵だし

「まちゼミ」参加のお勧めからスタート。大東市教育員会への橋渡しで、夏休みに教職員研修の1日プログラムの依頼を受けることが出来た。定期的なディスカッションを通じて、大まかな枠組みは「資格ビジネス」とすることに。ターゲットは、発達障害の改善とスポーツ能力の向上に絞った。提供するサービスの「ビジョントレーニング」の確かさやお墨付きを頂くという目的で、事業者さまには行政・教育関係へのサービス紹介の活動を勧めた。
秋口からは具体的な打ち出しを詰めて、一般社団法人の形態で起業をすることを決め、11/14に登記完了。事務所兼トレーニングスタジオの物件探しをして大東市大野に決定。2019年の本格オープンに向けて、年末からは営業活動開始。営業先として、保育園をグループ経営している事業者に目をつけ、そこの職員・先生に資格を取ってもらい保育園の差別化戦略にすることを提案。トレーナーを増やすことが事業の拡大には必要なので、保育園の先生はとても良いターゲットである。また、スポーツ分野は事業者さまがかかわっているバドミントンクラブをはじめ、スポーツ店の人脈から各種スポーツクラブへの営業を仕掛けた。

成果

結果として、保育園は契約締結。スポーツクラブもスポーツ店と代理店契約の方向に。両者が利益を生み出せるWin-Winの提案の視点が成功のポイントであった。スタートから、100万円/月を超える売り上げが見込める事となった。安定した売り上げのベースが作れたことは、徹底的にマーケティング戦略をディスカッションしてきた結果である。「Best Vision」というネーミングも提案した。