アーカイブ: 業績向上

業績向上、V字回復、売り上げアップ

業績向上

 2018年2月7日 

新製品開発サポート

相談者:京阪紙工株式会社(段ボール製品製造)






課題

新製品開発のアドバイスを求めて、また情報発信のサポートの相談にいらしている住谷社長さま。この時は、自社製品である強化ダンボール製の簡易型組み立て式ステージ「ステージキッズ」の話題でした。イベント会場での能舞台や海外でもJapan Festival Boston ボストン日本祭りで採用されて注目を集めていたが、シリーズ商品のミニサイズの動きが今ひとつであるとの課題でした。

知恵だし

ミニサイズは、使い方が様々な場面で考えられる。例えば、「指揮者台」「朝礼台」「スターター台」「一人用ステージ」などなど。利用用途が多岐であることはメリットではあるが、ターゲットがぼけてしまうのがデメリットなのでは。ターゲットを絞り込んで、具体的な利用シーンが浮かび易いように、「○○専用」という切り口で商品をポジショニングした方が存在感を出せるのではとアドバイス。選挙の時の候補者が街中で演説する台として、ネーミングを「辻立ち君」にすることを提案。プレスリリース作成のお手伝いをした。

メディア掲載

2017年秋の衆議院選挙のタイミングでリリース配信。日経新聞の取材・掲載に至った。実際に、この選挙用にと購入した候補者も。さらに、大手量販店からのアプローチもあり、販路拡大に繋がった。

販路開拓・売上向上サポート1

 2018年2月7日 

販路開拓サポート

相談者:有限会社 森永商会




クラウドファンディング『Makuake(マクアケ)』のページ

https://www.makuake.com/project/pluca/

https://www.makuake.com/project/sp_hanger/

課題

主に、工業用の潤滑油やグリースの小売りを行っている商社。
売上UPを実現するためには、新規顧客の開拓が課題。
他社でも扱える商品なだけに、どうやって自社を選んでもらえるか?

知恵だし

物販を前面に出さずに「サービス」を武器に新規のドアノックを行う営業活動を提案。以前から、既存顧客向けには、射出成型機の油圧作動油や工作機械の金属加工油等の「オイル交換・タンク清掃サービス」や製造業でご使用の冷却塔(クーリングタワー)の清掃を行っていた。改めて、HP(ホームページ)での「冷却塔(クーリングタワー)、冷却水設備の清掃メンテナンスサービス提供」の情報発信、チラシの作成・配布によりターゲットを絞って活動すること
を決定。

成果

結果として、新規顧客開拓のドアノックの武器となり、新たな取引先の開拓に貢献した。また、既存得意先へのサービス提案にも繋がり、新たな領域の消費財の物販も成果として上げられた。売上が前年比約110%UP、過去5年で最高の業績となった。

売上向上サポート1

 2019年1月7日 

売上向上サポート

相談者:大阪工管株式会社



課題

D-Biz開設以来、定期的に相談。人材確保、売上向上が課題。2017年度にHP作成を手伝い採用については環境が整ったが、なかなか採用までは至らなかった。2018年の3月には業績が急激に落ち込みキャッシュフローが厳しい状況に。売上のV字回復が急務となった。

知恵だし

資金繰りの改善が急務。大東商工会議所と連携し、ビジネスサポーター制度を利用。中小企業診断士の先生にもアドバイスを頂き、様々な方法を模索。大阪工管は、大阪ガスの配管工事の二次請負。売上向上の方法は、一次請負の会社からの発注数を増やすことだが要員不足の状態でそれをどう実現するかが課題であった。工程の無駄を無くして、現状の人数で工事可能日数を増やすことしかない。工程管理の手法を具体的にアドバイスし、また、出費の削減を徹底的に行うことにした。

成果

結果、8月頃から工事受注数も増加し始めて12月末には支払い余力が生まれるという財務状況になるまで改善した。社員も2名増員し、V字回復を実現できた。2019年1月からは従業員の意識改革を更に進めて、自社の強みである「丁寧な仕事」を前面に出して二次請負会社の優良会社を目指す。人材がもう2名増員できれば工事が2班で実施することが出来る。売上拡大のシナリオも描きやすくなった。

事業承継・業績向上サポート1

 2019年4月1日 

事業承継・業績向上サポート

相談者:株式会社熱研




課題

2018年6月に岡田正義社長に事業承継。昨年からの人材確保と高離職率の改善が課題。業績向上のための組織強化及び人材確保を定期的な相談で成し遂げたい。

知恵だし

人材不足・人材確保は製造業では共通の課題であるが、1社1社個別の事情や環境がある。新社長の岡田正義氏は42歳での就任で、若さを生かした社内外コミュニケーションと会社のコーポレートブランディングを支援した。会社の最大の広報マンは社長であるという基本に基づいて、採用活動を行うようアドバイス。採用ツールの見直しや会社説明会での社長の役割などを具体的に提示した。また、従来から使われていたコーポレートメッセージの「金属のジムトレーナー 株式会社熱研です」を前面に打ち出した採用活動をアドバイス。人材育成についても管理職クラスの意識改革から現場でのOJT,Off-JTについてディスカッションを重ねた。

成果

2019年4月入社の高卒の新入社員を3名採用することが出来た。組織強化も中小機構からの派遣指導を紹介し、4月から導入決定。業績も売上が対前年比約108%と伸長。「金属のジムトレーナー」も工夫をして商標登録を予定している。世代交代をきっかけに、新しい会社の文化を創造するという高い問題意識を持たれている新社長。社内コミュニケーションの重要性や人材育成のキモなどを森田アドバイザー、福本アドバイザー、センター長がチームD-Bizとして一丸となり取り組んだ成果である。

 

売上向上・組織強化サポート1

 2018年8月31日 

売上向上・組織強化サポート

相談者:清水工業株式会社



課題

業績向上のための組織強化及び人材育成を課題として、2017年4月から月一回定期的に相談を進めてきた。課題は、事業全般に及んだ。現場社員は、社員数50名のうち20名強がベトナム人。研修生だけではなく技術者も数名。社長の想いを現場まで浸透させるためには、管理職・リーダー層の意思改革が急務。事務方も含め離職率の高い現状を改善するには?主な発注元の業務比率が7割を占める。定番製品を外注化して、自社での製造は付加価値の高い製品群に特化して、受注先増と同時に売上の拡大を図る。毎月の相談の度に度重なる離職や納期遅れなどの困難が起こったが、2018年6月に新工場長候補の入社をきっかけに組織が上手く回り始めた。

知恵だし

新製品・サービスの開発や販路開拓といったマーケティング課題ではないので、毎月の進捗管理と地道な改善の繰り返しが必要であった。大きなターニングポイントはやはり人材。社長の右腕ポジションである工場長の交代(前任者は退職)であった。これは、相談の中でD-Bizが社長の決断を促した結果と言える。定期的な相談から一番の問題点を見抜き、抜本的な解決策として外部からの人材確保を外部機関も含め具体的な解決策を提示してきた成果と言える。

成果

8月決算で売上は増収、前年比123%と大幅な売上向上の結果となった。また、新規事業としてベトナム人の人材紹介・人材派遣業の立ち上げにも着手。業績の向上と組織強化、新事業の検討など、事業全般を多角的に支援してきた成果と言える。