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2019年09月27日

投稿者:海外展開・創業支援アドバイザー 森信 肇

外国人留学生のアルバイト採用について【許可・時間制限】

人手不足の解消策として、アルバイトで外国人留学生を採用する事業主様も増えているようです。飲食店やコンビニエンスストアなどでは、もはや当たり前のように見かけるようになった外国人ですが、留学生の採用では注意点もいくつかあります。そのうちの一つが、アルバイトの時間制限についてです。

 
■資格外活動の許可
留学生が働くためには、「資格外活動許可」を地方入国管理局で取得する必要があります。この許可を取らずにアルバイトをすることはできません。許可が下りるまで2週間から2か月ほどかかります。多くの場合は、在籍する学校がサポートして既に取得済かと思いますが、雇用する側としては、「資格外活動許可」を取得しているかを事前に確認する必要があります。留学生の在留資格は「留学」です。この資格は、あくまでも勉強するための資格なので、日本で働くには、上記の「資格外活動許可」を取得する必要があります。
 
■時間制限について
入管法では、週28時間まで働くことが認められています。アルバイト先が数カ所ある場合はすべて合算します。つまり他のアルバイト先も時間に含みます。残業も含まれるので注意が必要です。
 
以前は、原則1日4時間以内とされていましたが、発行された「資格外活動許可書」に記載されている就労の可否・就労可能時間数により、その範囲に特に制限がないということでしたら週28時間以内かつ1日8時間以内の就労は可能です。1日5時間や7時間の就労も問題ありません。また、在籍する教育機関の長期休業期間にあっては、1日8時間以内かつ週40時間以内の就労も可能です。
 
これを超えて働くと、学生本人は退去強制処分、雇用主事業者側も不法就労助長罪で3年以下の懲役か300万円以下の罰金が科されることがあります。
 
やはり注意したいのは、留学生がアルバイトを掛け持ちしているケースです。生活のためにできるだけ多く働きたいという留学生も少なくありません。本人に聞いても最初は正直に答えないケースもありますので、しっかりとコミュニケーションをとる必要があります。また場合によっては、所属する学校担当者に連絡を取り進める方が安全ではないかと思います。留学生がこれほど多くなると、学校側が把握していないケースもありますが、事業主様としてはリスク回避の意味合いで、その留学生の普段の生活態度などを把握しておくことは重要なことです。

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