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2019年11月29日

投稿者:海外展開・創業支援アドバイザー 森信 肇

四季と日本人の感性。

紅葉、そして落葉がとても綺麗ですね。木々の冬支度が始まりました。
海外展開・創業支援アドバイザーの森信です。
 
「四季」があるのは、日本だけなのか? 
多くの外国人観光客が京都を訪れ、紅葉をバックに写真を撮っている姿を目にすると、そんなことを考えてしまいます。
 
海外にも四季はあります。ですが、厳密に言うと日本ほど四季の移ろいが明確な国は珍しいのかもしれません。お隣の韓国や中国でも、四季はあります。しかし大陸の気候は、日本に比べ温度差が激しく、例えば秋に木の葉が紅葉し始めたかと思えば、すぐに落葉してしまいます。
 

以前、中国の大学院で日本文化を研究している学生から聞いた話で気付かされたことがあります。日本人の繊細さや勤勉さは、四季の変化とそれを受け入れる感性。そして災害に対する危機管理能力が多いに影響しているということです。その学生は、日本の作家が作る工芸品などを通じて、きめ細やかなデザイン、繊細な作業、勤勉さに感銘を受け日本人の感性について研究し始めたそうです。
 
我々日本人には気がつきにくい点ですが、実は外国人には大変興味深く、また、日本人のセールスポイントにもなっています。
 
私は29歳で日本を飛び出し主にアジアで仕事をしてきました。そこで感じたことは、語学の習得や現地の商習慣に溶け込むことは、勿論、大切なことではありますが、結果的に海外で生き残っている日本人は、現地の人々と同じ土壌で勝負するのではなく「日本人らしさ」をセールスポイントにしている人たちだということです。日本企業がグローバルの時代に生き残るための大切なヒントもそこにあると思います。
 
2020年の教育改革により英語教育が小学校から必須になります。また、インバウンド観光客の増加に伴い、その対応策が話題になっています。異なる文化との共存が求められる時代だからこそ、英語も大切でしょうが薄れつつある「日本人らしさ」を学べる機会がもっと必要なのではないかと海外に出るとつくづく感じます。

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